https://typst.app/docsを解読しているのでその内容を日本語で解説してみる。
自分はtexで美しい文章を書く方法についてはあまり無知である。(texでテンプレートなどが駆使されていないいわゆる"plain"な文章しか書いたことがない。)
で、Typstだとtex品質でかつそのようなテンプレートのいじり方の学習コストが低そうだと推測したのでTypstについて学習してみる、というのが一つのモチベーションである。
入門
https://typst.app/docs/tutorial/を解釈してみる。
オンラインエディタの導入
https://typst.app/ でアカウントを作ることでオンラインエディタを使うことができるようになり、便利。(自分のパソコンに処理系を導入する方法も存在するのだろうが、話がややこしくなるのでカット。)
Typstの書法
手軽に章立て・節立てができる。(\section{}, \subsection{}, \subsubsection{}の関係を意識しなくて良い, これはmarkdownでも同じかも。)
手軽に箇条書きができる。(\begin{itemize}~\end{*}を意識しなくて良い, これもmarkdownでも同じかも。)
手軽に図の挿入ができる。図のキャプション、参照の入れ方は以下のように...
手軽に式の挿入ができる。式環境はtexと違って$*~*$で統一。$$の中のセンテンスの最初と最後に半角スペースを挟むとequation環境になり、挟まないと文章中の式環境になる。
全体の所感として、markdown/tex記法のいいところが採用されている気がする。図の配置調整・章立ての番号変更・式の配置などの調整はtexでの面倒ごとだったが、それについては後々見ていくことになるだろう。
(ここでは引用の方法などについても紹介されていた。.bibという拡張子のファイルを作成して一気に引用するという方法が紹介されていて便利そうだったが、現時点ではあまり時間を割く価値がないので省略する。)
フォーマット
文章のフォーマットを適切に整える方法について解説。
ルール設定
Typstには諸々の関数が存在するようで、その中で